シニア編住みたい街ランキングに選ばれた武蔵小山の理由を追う | 品川で不動産売却の多くの相談を承る中参考になる案件例をピックアップしてご紹介

【シニア世代も住みやすいと感じている武蔵小山】

～～持ち家を購入し長く住み続けたいと思う理由は、シニアが求める利便性と治安の良さにありました。購入してから永住も考えることができる武蔵小山は、今駅前の再開発も進められ新旧が上手く融合した街に遂げています。～～

日本全体の持ち家割合は６０％、賃貸割合は３５％という結果が出ており、日本人は持ち家を購入する割合が過半数を超えていることが数字から見て取れます。

全体の比率は実は１９７８年より然程変化は見られず、６０％前後を保ち続けていますが、年代別ではどの年代も緩やかな下降はしているものの、３０代から持ち家を持つ方が一気に増加しています。

持ち家を持つタイミングは、結婚やライフスタイルなどプライベートでの変化や、金利や控除などの制度が後押しとなり、購入意欲を掻き立てたりと、その背景は実に多様になります。

住宅は高額な買い物にもなるため、買い替えを頻繁にすることは考えませんよね。

多くの人は、持ち家を購入する際、長く住み続けられる家、街、地域コミュニティを考え購入を選択するでしょう。

家庭環境の変化や、年代によって生活パターンが変わるように、その年代毎でも快適に住みやすいと感じることができる街は、やはり魅力的なものです。

実は、武蔵小山は住みたい街ランキングに加え、シニア版住みたい街ランキング２０２１にも選ばれた、どの世代にも愛されている街なのはご存知でしょうか。

そんな武蔵小山がシニアにも住みやすいと感じる背景を追ってみました。

シニアが住みやすさを感じることができる街のポイントは４つ

品川区全体での数字を見ると、人口が４０万人程度、その内６０歳以上が６７，０００人程になります。

下町の趣を感じさせるような街並みと新たな商業ビルが開発されたエリアが上手く融合している武蔵小山は、シニア世代の方も多く居住していることが伺えます。

では、一般的にシニア世代が住みやすいと感じる特徴はどのような箇所なのかを紹介しましょう。

１：買い物の利便性

年齢と共に、体力や足腰に負担を感じることが多くなるシニア層にとって、日々の買い物はある種の労働になります。

複合商業施設など１つの場所で食品の買い物や、生活必需品を同時に買えたり、商店街が近くにあることで揃えることができるなど、買い物のしやすさが求められます。

車を運転している方でも、将来的に免許証を返納することを考えると、徒歩で買い物に行ける街は非常に魅力的です。

２：医療施設・福祉サービスの充実

体の不調を感じやすくなるのも年齢と共に増えるものです。買い物の利便性と共に、近所にすぐに頼れる医療施設があるだけでも安心して過ごすことができます。

また、市や地域の福祉サービスが充実していることで、何かあったときに支援が受けられる制度が整っているかも大切なポイントです。

３：治安の良さ

高齢者だけを狙った悪質な犯罪もあり、治安の良さは高齢者だけでなく、全ての世代が住む地域を選ぶ際に調べる項目でしょう。

時に、緑が多く自然豊かな場所がメリットにもデメリットにも成り得ることもあります。

治安の良い地域の共通点として、ご近所コミュニティーが充実していることが挙げられます。

ご近所との付き合いは人によって求めるモチベーションは様々ですが、地域での見守りや意識が街全体の治安の良さにも繋がります。

４：生活にかかるコスト

暮らしにかかるコストは食費から住居費、光熱費などがかかり、地域によってコストに差が生じます。

例えば、単純に住居費ですが、同じ間取りの物件が都心部と郊外の２つの箇所に存在している場合、都心部の方が不動産価格が高くなります。

価格が高ければ、住宅ローンの返済額も必然的に高額になります。

長く住むことを考慮した上で地域を選ぶのであれば、定年退職した後にも生活費が不安定にならない場所を選択するべきでしょう。

武蔵小山はシニアが住みやすさを求めるポイントを押さえているシニア世代が住みやすいと感じる背景を４つに焦点を当てて紹介しました。

武蔵小山には４つのポイントが当てはまることが分かります。

２００ｍ続く商店街には飲食、八百屋、生活雑貨、惣菜屋などが軒を連ねており、買い物は商店街に行くことで全て揃えることができます。

また駅前には医療施設も充実しており、内科、整形外科、耳鼻科などが随所に点在しています。

大きな病院は、駅から少し離れますが昭和大学病院があるため安心です。

さらに、治安に関してですが、令和３年の武蔵小山周辺での犯罪発生件数は１２６件でした。

犯罪件数ゼロに越したことはありませんが、凶悪犯罪は０件との結果が出ています。

夜ランニングをしている方も多いようなので、住民の安心感が分かります。

まとめ

武蔵小山は、再開発事業によって駅前には新たな商業施設が建つ一方で、下町の雰囲気も感じることのできるパルム商店街が新しさと情緒を上手く融合している街です。

この街づくりと地域コミュニティ、品川区の福祉サービスが、どの世代にも住みやすいと実感できる理由であり、さまざまな世代が住みたいと思う背景なのでしょう。