借地権を相続すると起こるトラブル6選と早期の解決策がカギ

query_builder 2022/07/19
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借地権




~~遺産相続の中に借地権があった場合、何か特別な手続きは必要なのでしょうか。借地権相続時は地主や相続人同士のトラブルがゼロとはいい切れません。本記事では、借地権相続時のトラブルや解決策、また最善の対策方法を解説しています。~~




大切な家族が亡くなると、息をつく暇がない程やらなければいけないことがあります。特に相続に関することは、兄弟の人数や相続人が多くなる程、話し合いを重ねたり、相続する遺産を調べることも非常に時間がかかるものです。


さらに、家族の知らなかった事実が新たに浮き彫りになることも実はよくあることです。

今回の記事のタイトルにある「借地権」も同様です。


特にご実家が一戸建ての住まいだった場合、実は土地が借地権だったという事実はご夫婦ならまだしも、ご家族は周知されていないこともあるでしょう。


借地権付きの土地は、被相続人所有の土地ではないため、その土地をご家族が相続した場合、思わぬトラブルに発展することも有り得るのです。


本記事では、


〇  借地権を相続した場合想定されるトラブル


〇トラブルを解決する方法


の2点がわかる記事構成になっています。


もしあなたが相続に関する事前準備を進めているなら最後まで読み進めてください。




借地権の相続手続き


借地権とは、建物を建てるために土地の地主に地代を毎月支払って借りる権利になり、借地権には賃借権と地上権の2種類があります。


賃借権:建物を第三者に売却する際は地主の承諾が必須


地上権:売却や転貸する場合は地主の承諾は必要なし



通常のケースは、借地権付きの建物を相続した場合、建物の名義変更を進めます。その際、土地の地主には相続した旨を報告するだけで問題ありません。


しかし、稀なケースではありますが、次のトラブルによって地主から名義変更など要求される場合もあるため、次の章で解説しましょう。


 

借地権を相続する場合の地主とのトラブル6選


借地権を要する土地の所有者は地主なので、相続のタイミングで地主の権利主張や、大きなトラブルへの発展にも成り兼ねます。


この章では各トラブルと解決策を同時に解説していきます。


 

地主への名義変更手数料の支払い


本来借地権を相続する場合、地主への承諾は必要ありませんが、地主によっては、相続人と借地権契約を交わしていないことから名義変更手数料の支払い要求に発展する場合があります。


名義変更手数料やその他、金銭のやりとりは地主と相続人の間でする必要のないことですが、中々決着のつかない状態を維持するようであれば、どこかで折り合いをつける必要があるでしょう。


弁護士に相談の上、少額の支払いなど検討に入れることをおすすめします。

 


相続のタイミングで賃料の値上げ


被相続人と地主との契約をそのまま相続人は継承するため、賃料の値上げには基本的に応じる必要はありません。


しかし、賃料の値上げの理由が相場より安かったり、相応の理由からの値上げであれば値上げを承諾する必要もあります。


 

立ち退き


理由なき立ち退きを要求されても、それに応じる必要もありませんが、度合いが増す様であれば、弁護士などに相談する対策を考えましょう。


 

建て替えの承諾が得られない


借地契約書の内容によっては、建て替えに関して地主の承諾が必要と記載されている場合があります。


これは取り交わした契約書内容を確認するべきでしょう。


二つ返事で承諾が得られない場合も大いにあるため、承諾料など交渉材料を用意しておきべきです。


 

建物売却の承諾が得られない


借地権の種類が賃借権であれば、建物を売却する際は地主の許可を得なければいけません。

もちろん売却前に地主と交渉をし、承諾を得る必要があります。


 

借地契約の更新不可


更新のタイミングで地主から契約の更新不可とされるケースもあります。


地主からの解約の申入れは「正当な事由」がない限り無効になるため、まずは解約の理由を地主から聞くことが必要になります。


正当な事由とは厳しい判断基準が設けられているため、地主からの解約理由が当てはまらない場合は、要求を拒否しても構いません。


 

借地権を相続する場合の相続人同士のトラブル


トラブルは地主とだけではなく、相続人が複数いる場合は相続人同士でトラブルに発展します。


基本的に遺産分割協議内で全ての相続人と話し合いを進めていきますが、誰が相続するのか、評価方法などでも揉め事になり、話し合いで解決できず調停や裁判にまで持ち込んでしまうケースも少なくありません。



弁護士へ相談し早期に解決することが最善の策


借地権を相続すると、相続人同士に加え地主からの要求なども対応が必要になり、臨機応変に解決方法を講じなければいけません。


自分で解決したいと思ってしまいがちですが、借地権や相続に詳しい弁護士にまず相談することが早期の解決に繋がり、大きなトラブルも回避できるはずです。


また、相続放棄をするという方法もありますが、その場合、借地権の相続だけでなく、全ての相続の権利を放棄するという意味になるため、よく考えて相続放棄も決めましょう。





まとめ


借地権相続は、地主、相続人との話し合いがスムーズにいくことが中々なく、話し合いが停滞したり、承諾が得られなかったりと解決に至るまで時間と労力をかけなければいけません。


しかし、相続開始時に借地権相続の有無が分かった段階で早急に弁護士に相談することで、あなたの負担も軽減されるのは確実です。


ベルスタート株式会社でも借地権相続に関する実績があり、借地権に詳しい弁護士の先生と共に、解決方法をご提案しております。


借地権の相続に関してお困りのことがございましたらお気軽にベルスタート株式会社へご相談ください。

 




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